大川富士見渡


大川富士見渡 / 小林清親


"大川富士見渡" 小林清親 / 明治13年(1880)
富士見の渡しは隅田川に数多くあった渡し舟のひとつで、現在の蔵前橋付近にありました。

出版人として名前が見える福田熊治良(くまじろう)は、明治12年(1880)頃から、清親をはじめ、井上安治、落合芳幾、豊原国周らの版元として、数多くの錦絵を手がけました。福田家は当時、日本橋区長谷川町19番地に具足屋としてありました。先代の具足屋嘉兵衛、先々代の具足屋茂兵衛もまた版元で、熊治良は三代目となります。また明治28年(1895)頃からは、養子初二郎の名義でも錦絵を刊行しています。


所在地参照マップ


このショーケースの参照元コンテンツ




Date: 2007/6/03 10:25:12 | Post: mikio


コメントを投稿 - Post A Comment