ウィリアム E. エアトン William Edward Ayrton (1847-1908)
イギリス人物理学者のウィリアム E. エアトンは、ケルヴィン卿として知られる熱力学の第一人者、ウィリアム・トムソンの高弟で、明治6年(1873)に新政府の招きで来日しました。開校間もない工部大学校(開校時は工部省工学寮)で教鞭を執ったエアトンは、予科で物理学、専門で電信学を教え、5年間の任期中に、志田林三郎、藤岡市助、中野初子(はつね)といった電気工学者を育てました。
電信科第三期生だった藤岡市助は、中野初子、浅野応輔らとともに、エアトンの教えを受けています。
図版: 昭和8年(1933)発行「工学博士藤岡市助傳」より。
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Date: 2007/7/22 10:11:02 | Post: mikio
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