浅草公園 凌雲閣


浅草公園凌雲閣広告


浅草公園凌雲閣広告 / 明治24年(1891)7月15日付 読売新聞より

凌雲閣では開業後最初の夏の書き入れ時に向けて、いくつかの呼び物を用意して誘客に努めています。一時的な登覧料の値下げ、エジソン発明の自動人形とともに、名妓百名の美人品評会「百美人」の告知がされています。

エジソン発明の自動人形とは興味をそそられる売り文句ですが、実際にエジソン発明だったのかどうかは不明です。別の記事によると人形はフランスから輸入された木製で7体あり、百美人が行われている期間中、8階の休憩室に置かれていたようです。

冠に浅草公園と付している凌雲閣は、実際には公園外地の千束町にありましたが、便宜上公園に編入されていました。





Date: 2007/9/30 22:00:04 | Post: mikio


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